Tomokazu Ichikura7月18日2 分陰陽陰陽(いんよう)は、森羅万象(しんらばんしょう)、すべてのモノ、事象を認識するうえで一番初めに行う考え方で、0か1か、〇か×か、白か黒と2種類に分けて判断します。 陰陽の起源は、丘で “陽が差す” と “雲で覆われる” という2つの状況を指す言葉でした。そして、その概念は中...
Tomokazu Ichikura4月17日4 分白湯ここ数日、急に暖かな日中が続き、冷たい飲み物を飲みたくなってきてるかと思います。 しかし、本当に気の進むまま飲んでしまって良いのでしょうか??? 安静時における心拍出量(しんはくしゅつりょう)の血流配分は、 脳 15% 心臓 5%...
Tomokazu Ichikura3月13日2 分花粉症花粉症という現代の病名がついて現代特有のものかと思いがちなのですが、東洋医学の古典『黄帝内経(こうていだいけい)』の『素問(そもん)』に合致する文章に会います。 「金匱真言論篇(きんきしんげんろんへん)」には、「天に八風あり・・・(中略)・・・八風発して経風となる。五臓に触...
Tomokazu Ichikura2月14日2 分『医心方(いしんほう)』のはなし『医心方(いしんほう)』は、日本で最古の医療書で、982年に選びはじめ、2年後に完成し、円融天皇(えんゆうてんのう)に献上されました。30巻からなる文字通りの巻物です。100を超える南北朝時代からの方術の書から隋や唐の医学書をまとめたもので、内容は総論からはじまり、鍼灸、内...
Tomokazu Ichikura1月13日3 分痛み一言で「痛み」といっても西洋と東洋で違っており、なかなか興味深いものがあります。 歴史的にみてみると、西洋は「神に背いた罪に対する罰」であったものから解剖学的にアプローチがされて「有害環境からの警告系」であると捉えられ発展してきました。バビロニア人は、痛みを伴う病気はすべて...
Tomokazu Ichikura2023年12月12日2 分湧泉(ゆうせん)主治:むくみ 白髪 高血圧 冷え性 不眠 頭痛 疲労回復 「腎(じん)」の経絡の井穴(せいけつ)で、腎の気が流れる道のスタート地点です。“気(き)”が湧いてくるところを井戸に見立て、井穴(せいけつ)と名付けられました。 空間を「天(てん)・人(じん)・地(ち)」と分ける東洋...
Tomokazu Ichikura2023年11月10日2 分食後の運動で血糖値を下げる『養生訓(ようじょうくん)』の「巻一 総論 下」の冒頭文には次のことが書かれています。 〈朝夕の食後にながく楽な姿勢で座ってはいけない。横になって眠るようなことは、決してしてはいけない。長時間座り、横になって眠ると、気がふさがって病気になり、そうする期間が長くなると命が短く...
Tomokazu Ichikura2023年10月12日2 分東洋医学的ウィルス対策ここ最近、新型コロナウィルスとインフルエンザが同時に流行るという状況が起きています。これらのウイルスに罹らないように何よりも自分自身で予防すること、健康を守ることが大事です。 そのためには、手洗い、うがいといったウイルスをカラダに入れないという基本的な行動が大事なのですが、...